

1.モーセの重荷
荒野を旅するイスラエルの民は不平が絶えなかった。感謝を忘れてつぶやく民を主は怒り、罰を加える。すると民はモーセにわめき、モーセが祈ると罰がおさまる。それはモーセの重荷となっていった。
2.欲望から出る不平
肉が食べたい気持ちは、日本人なら米を食べたいという気持ちに似ているのだろう。ただし、彼らはただで食べていたのではない。奴隷支配の結果であったことを忘れている。肉を食べたいという願いは、神に従って早く約束の地を得ようという目的意識の高まりにつながるべきであったのだ。
3.「なぜ…」
モーセは民が深刻に食べ物を嘆いて泣くので、「なぜ」と神に問い、「ひとりでは負いきれない」と神に訴えた。この祈りは深い。12節にはモーセが神からいただいた使命に対する理解が示されている。それは乳飲み子を抱えるうばの役目。わめき泣いても愛を持って受け止め大切に丁寧に育てるという使命。使命を重く受け止めるからこそ、モーセは「重すぎる」と訴えたのだ。
4.神の答え
神は彼の祈りを受け入れ、重荷をともに負う者たちを与えた。それは良く知っている人々であり、霊的には頼りにならなかった人々。しかしモーセ自身も神に力を与えられたにすぎない。モーセの訴えも長老たちの召命も神の計画。正直に真実に神に祈り求めよう。その祈りを神は待っておられる。
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民数記 11章1節〜17節
| 1 | さて、民はひどく不平を鳴らして主につぶやいた。主はこれを聞いて怒りを燃やし、主の火が彼らに向かって燃え上がり、宿営の端をなめ尽くした。 |
| 2 | すると民はモーセに向かってわめいた。それで、モーセが主に祈ると、その火は消えた。 |
| 3 | 主の火が、彼らに向かって燃え上がったので、その場所の名をタブエラと呼んだ。 |
| 4 | また彼らのうちに混じってきていた者が、激しい欲望にかられ、そのうえ、イスラエル人もまた大声で泣いて、言った。「ああ、肉が食べたい。 |
| 5 | エジプトで、ただで魚を食べていたことを思い出す。きゅうりも、すいか、にら、たまねぎ、にんにくも。 |
| 6 | だが今や、私たちののどは干からびてしまった。何もなくて、このマナを見るだけだ。」 |
| 7 | マナは、コエンドロの種のようで、その色はベドラハのようであった。 |
| 8 | 人々は歩き回って、それを集め、ひき臼でひくか、臼でついて、これをなべで煮て、パン菓子を作っていた。その味は、おいしいクリームの味のようであった。 |
| 9 | 夜、宿営に露が降りるとき、マナもそれといっしょに降りた。 |
| 10 | モーセは、民がその家族ごとに、それぞれ自分の天幕の入口で泣くのを聞いた。主の怒りは激しく燃え上がり、モーセも腹立たしく思った。 |
| 11 | モーセは主に申し上げた。「なぜ、あなたはしもべを苦しめられるのでしょう。なぜ、私はあなたのご厚意をいただけないのでしょう。なぜ、このすべての民の重荷を私に負わされるのでしょう。 |
| 12 | 私がこのすべての民をはらんだのでしょうか。それとも、私が彼らを生んだのでしょうか。それなのになぜ、あなたは私に、『うばが乳飲み子を抱きかかえるように、彼らをあなたの胸に抱き、わたしが彼らの先祖たちに誓った地に連れて行け』と言われるのでしょう。 |
| 13 | どこから私は肉を得て、この民全体に与えなければならないのでしょうか。彼らは私に泣き叫び、『私たちに肉を与えて食べさせてくれ』と言うのです。 |
| 14 | 私だけでは、この民全体を負うことはできません。私には重すぎます。 |
| 15 | 私にこんなしうちをなさるのなら、お願いです、どうか私を殺してください。これ以上、私を苦しみに会わせないでください。」 |
| 16 | 主はモーセに仰せられた。「イスラエルの長老たちのうちから、あなたがよく知っている民の長老で、そのつかさである者七十人をわたしのために集め、彼らを会見の天幕に連れて来て、そこであなたのそばに立たせよ。 |
| 17 | わたしは降りて行って、その所であなたと語り、あなたの上にある霊のいくらかを取って彼らの上に置こう。それで彼らも民の重荷をあなたとともに負い、あなたはただひとりで負うことがないようになろう。 |
| 年月日 | 宣教題 | 聖書箇所 | メッセンジャー |
|---|---|---|---|
| 2010年3月 | |||
| 3月14日 | 重荷をともに負う者 | 民数記 11章1節〜17節 | 國分広士牧師 |
| 3月 7日 | 祈り手を支える者 | 出エジプト記 17章8節〜13節 | 國分広士牧師 |
| 2010年2月 | |||
| 2月28日 | 祈りとは主の前に出ること | 出エジプト記 19章3節〜9節 | 國分広士牧師 |
| 2月21日 | 坂の上の風景 | ヨブ記 12章7節〜25節 | 佐久間章牧師 |
| 2月14日 | 主のもとに戻る | 出エジプト記 4章27節〜6章1節 | 國分広士牧師 |
| 2月 7日 | ああ主よ。どうか… | 出エジプト記 4章1節〜20節 | 國分広士牧師 |
| 2010年1月 | |||
| 1月31日 | 神のかたちに造られた人間 | 創世記 1章24節〜31節 | 國分広士牧師 |
| 1月24日 | キリストに従う | ヨハネの福音書 21章15節〜22節 | 井之上薫牧師 |
| 1月17日 | とりなしの祈り | 創世記 18章16節〜33節 | 國分広士牧師 |
| 1月10日 | 主に従う祈り | 創世記 12章1節〜8節 | 國分広士牧師 |
| 1月 3日 | 祈りの始まり | 創世記 4章25節〜26節 | 國分広士牧師 |
| 1月 1日 | みことばと祈りに燃えよう | 使徒の働き 2章40節〜42節 | 國分広士牧師 |
| 2009年分はこちらをご覧ください。 | |||

